雲南省の農村部における第1四半期電子商取引の売上高は加速中
農村部での電子商取引が更に伸びる
4月29日に雲南省商務部発表。同日、雲南省の農村部で電子商取引を促進するための会議を開催し、今年の第1四半期、省のネットワーク小売売上高は288億7400万元を達成し、全国19位、34.96％の増加、全国平均より5.06％ポイント高かった。 そのうち、農村部のネットワーク小売売上高は159億5,700万元で、42.36％の増加となり、全国を8.03ポイント上回りました。農産品のネットワーク小売売上高は73億8,500万元で、26.73％の増加となり、農村部のネットワーク小売売上高が46.28％を占めました。
データによると、「第13次5ヵ年計画」期間中、全省のオンライン小売売上高は年平均33.53％で成長し、全国平均を11.76ポイント上回りました。2020年、全省のオンライン小売売上高は1108億800万元を達成し、前年比14.21％の増加となりました。 そのうち、農村部のネットワーク小売売上高は、前年同期比19.23％増の582億5200万元となり、全国を3.41ポイント上回りました。農産品のネットワーク小売売上高は、前年同期比38.34％増の283億7700万元となりました。
農村部の経済発展にとって電子商取引の役割は、ますます重要
商務部の関係者によると、ここ数年、省政府の強力な推進と各産業界の積極的な参加の下、この新たな経済システムの成長の勢いを堅持し、「インターネット＋経済循環」ビジネスモデルを深く実行することで、農村における電子商取引の成長は、農村の活性化を助け、イノベーションを促進すると紹介しました。 この取り組みは、デジタル経済の強化、農村部の活性化、イノベーションと起業の促進、経済の変革など農村部の経済発展にとって電子商取引の役割は、ますます重要不可欠な取り組みとなっている。 現在、雲南省内の農村部における電子商取引の総合的な実証県が105カ所あり、「オンラインビジネス」の総数は689,000件、雇用者数は186万2,000人に達しています。
今後の課題は物流とリソース、そしてプラットフォームの拡充が急務
2021年、雲南省の農村部の電子商取引は、供給側の構造改革をメインに、流通コストの削減と流通効率の向上を目的に、グローバルな「デジタル雲南」の構築を目指しており、「3つのカード戦略」と「デジタル雲南」を組み合わせ普及に力を入れていきます。 今後焦点となるのは、効率的で便利な物流・販売ネットワークの構築、農村部の電子商取引市場のプレーヤーの育成と成長、農産物の消費チャネルの拡大、農村部の電子商取引人材チームの組成などが課題となっています。
