日本酒と中華料理の融合を探る
― 日本酒 試飲・商談会(雲南会場)開催報告 ―
2024年2月5日、一般社団法人日中人材ビジネス交流協会主催による「日本酒と中華料理の融合をテーマとした日本酒試飲・商談会」が開催された。本イベントは多拠点連動形式で実施され、海南をメイン会場とし、日本・東京のスタジオ、雲南・昆明、河南・鄭州、遼寧・大連の各拠点をオンラインで結び、同時進行で行われた。
雲南会場は、一般社団法人日本雲南総商会および雲南省飲食・美食業界協会の共同運営により実施され、日本酒蔵関係者、飲食業界団体代表、バイヤーなど、日中両国の関係者が参加した。
本商談会では、日本酒の製品紹介、試飲を通じた専門解説、実務的な商談を中心にプログラムが構成された。一般社団法人日中人材ビジネス交流協会、一般社団法人日本雲南総商会、雲南省飲食・美食業界協会のほか、海南省ホテル・飲食業協会、海南省企業家連合会、海南省越境電子商取引協会、日本国際商品展示貿易センター、大連市日中経済協力交流協会、鄭州市飲食・宿泊業協会など、複数の関連団体が参画した。
近年、日本酒は世界的に注目度を高めており、中国市場においても存在感を拡大している。2010年から2022年にかけて日本酒の輸出額は13年連続で過去最高を更新し、2023年には中国の日本酒輸入額が124.65億円に達し、国別で最大規模となった。2024年には日本酒輸出が力強く回復し、年間輸出総額は435億円と過去最高を記録している。市場の拡大とともに、純米吟醸・純米大吟醸をはじめ、低アルコール、フルーティータイプ、スパークリング清酒などへの需要が増加している。また、日本酒は従来の和食中心の提供シーンから、中华料理との組み合わせへと応用範囲を広げ、四川料理、広東料理、火鍋、海鮮料理など多様な料理ジャンルとの適合性が評価されつつある。
日本雲南総商会代表は「高原の生態系、食文化、そして国際交流」をテーマに、雲南省が誇る高品質な高原食材の優位性や、国際的な食のシーンにおける活用可能性について発表を行った。この「高原食文化のブランドイメージ」を軸とした提案は、参加した各地の代表者から高い評価を受けた。
雲南省は、南アジア・東南アジアへのゲートウェイとしての重要な役割を担っている。本イベントを通じて、東京の国際的な市場・リソース、海南自由貿易港の開放性、そして大連や鄭州といった国内主要都市のネットワークを垂直・水平に連結することに成功した。
今後も一般社団法人日本雲南総商会は、日中間の架け橋としての役割を果たし、雲南の特色ある産品の国際展開および飲食分野における交流促進に引き続き取り組んでまいります。
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